今回は我が家のシーリングファンを紹介します。

実家のある長野県上田市は冬は勿論零下5度や10度も珍しくない寒冷地ですが、夏場も盆地の為結構蒸し暑い真夏日がある『夏暑く、冬寒い』日本独特の気候風土の地です。

その為わが家のシーリングファンはほぼ一年中活躍しています。



image

居間は母親が一日の大半を過ごす部屋で仏壇や先祖代々の写真が飾ってある日本間なので、母親がどうしても以前から使っている日本間用の蛍光灯をそのまま使いたいとの要望がありました。

日本間にも違和感の無いアンティークブラス色の『サボイ』に以前から使用していた蛍光灯を取り付けて、母親もお気に入りに日本間仕様にカスタマイズしました。

ほぼ毎日の様にご近所のお年寄りとお茶飲み会をするので、冷暖房の風や温度差や嫌うお年寄りに大好評で快適な老人の憩いの場に大活躍をしています。



image

母親の寝室は竿縁天井の純和室の部屋の為シーリングファンの取付はまず無理なのですが、亡き父親の切望があったのでダメ元で竿縁に二本の木ネジで和室にも合いそうなアンティークブラス小振りの『44ドミニオン』を取り付けてみました。

竿縁に何の下地加工も無くブラッと吊り下がる様に取り付けたので、回転すればファンがかなり揺れるし竿縁もユサユサとたわむか音もするのではと予想していたのが見事に裏切られました!

一般の人には何の変鉄もなく竿縁にぶら下がって音も無く回転しているとしか見えないと思いますが、我々シーリングファンの専門家にはこの事がいかにずば抜けた性能のファンであるかをこれ程証明する取付はありません。
モーターと羽根の両方のバランスがほぼ完璧でなければならないからです。 ハンター恐るべし!と驚くと同時に、ハンター製品を取扱える誇りと幸せを感じる取付例です。

ちなみに、この様な取付は勿論お勧めの取付方法ではありませんが…(笑)

キッチンと二階の我々夫婦の趣味の部屋と寝室のシーリングファンは、次回ご紹介する事にしますのでお楽しみに。


執筆:坂下